福岡市中央区の廃盤古都2ミリガラスを型板ガラス4mmに交換事例
みなさんこんにちは!窓助です!
先日、トーヨーサッシ腰高窓の、日本板硝子の廃盤になっている古都2ミリガラスを型板ガラス4mmに交換しました!写真窓の右側のガラスが古都ガラスで、左側が型板ガラスです!
トーヨーサッシは現在は株式会社LIXILトーヨーサッシ商事になっておりますので、数十年前に製造されたサッシになります。こういった古い窓サッシには昭和ガラスが入っていることもありますが、昭和ガラスは製造されていない為、代替品ガラスに入れ替える必要があります!
そこで、昭和ガラスが割れた場合は、型板ガラス4mmを使用してガラス交換となります!現在は2mmのガラスのほとんどは、室内用ガラスとして使われていますから、室外サッシの窓ガラス割れ替えに2mmガラスは厚みが適していません。なのでサッシの昭和ガラスが割れた場合は型板ガラスの4mmの使用となりますね。
ガラス厚みが変わるので、ガラスエッジに巻き付けるグレチャン【パッキン】も新しく替える必要がありますので、2mm厚み用グレチャンから4mm厚み用グレチャンにします。
今回ガラス割れの原因として、お隣がビルの解体工事中で、その瓦礫が窓に当たりガラスが割れたようでした。さすがにガレキがあたると窓ガラスは割れてしまいますが、2mmガラスから4mmガラスになり厚みは2倍です。2mmガラスよりは割れにくくなっているので、元のガラスよりは性能は良くなりましたね。
ただし、隣りのガラスと柄が変わりますから、柄を合わせて隣りもガラスを交換しないといけないのかどうかは、今後の施主様の判断になります。施主様が柄が違うのはおかしいから替えたいと仰っしゃれば、今回の元請けさん【解体工事業者様】が施主様とお話しして、どうするか決めるという流れになります。
ガラス屋としての今回の仕事は、依頼されたガラス交換をきっちり丁寧に行なうのみなので、下手に口を挟む必要はありませんね。
フォローじゃないですが、施主様には事実として昭和ガラスは廃盤になっていること、今回は既存ガラス厚みが2mmから4mmに替わり既存ガラスより丈夫になることをお伝えしました。施主様から快く了承頂き、解体屋さんもほっとしているようすでした。
今回の型板ガラス4mm交換費は、W580×H790が一枚15,400円税込、W810×H800が一枚19,800円税込の合計35,200円円税込となりました。ご利用ありがとうございました。