福岡市中央区のみなさんこんにちは!助太刀まどすけと申します!本日は中央区にて浴室ドアの中折れ戸を交換修理しました!
ところでみなさんは、浴室ドアの交換ってイメージつきますか?枠からごそっと替えて大掛かりな工事になるのか、枠を替えずに浴室ドアの中折れ戸のみを取り替えるのか、いまいちよく分かりませんよね?
基本的に浴室ドアの交換は、枠を残したまま新しい枠を被せるカバー工法とアタッチメント工法の2通りのどちらかになります。言葉では説明しづらいですから、画像を用いて浴室ドア交換修理について施工事例を紹介したいと思います!
浴室ドア交換修理カバー工法事例&メリットとデメリットについて
浴室ドアはカバー工法とアタッチメント工法で交換が可能です。交換方法によりデメリットやメリットもあって、浴室ドア交換も意外と奥が深いので、現場に合わせた工事が必要です。どこに頼んでも同じ、ではないので、みなさんが浴室ドアの交換で何も知らないまま業者にお願いして後悔しないように、分かりやすくご説明できるように頑張りますね!
まずはカバー工法について事例紹介していきます。
ではカバー工法からご説明します!まずは破損した既設ドアを外します!
カバー工法は新しい枠を既設枠に被せますから、干渉する気密パッキンなどは剥がします。下枠レールも切断します。既設枠レールは切断するときもあれば、切断しないときもあります。この点は後でご説明しますね!
新しい枠を仮付けました!水平や垂直、対角寸法が揃っているか確認しながら、既設枠と新設枠の間にスペーサーをいれて建て付け調整します!
既設枠に穴あけして、ビス穴から水が入らないようにシリコーン剤を注入します。そしてビスで枠を固定していきます。
既設枠と新設枠の間に防水のためにシーリングします。シーリング材はカビにくい防カビタイプをつかいます。
浴室ドアの取り付け完了です。開く方向は自由に替えられます。
カバー工法なのに段差はできませんでした!
カバー工法のデメリット&メリット
カバー工法のデメリットは段差ができることと言われています。ですが、アタッチメント工法に比べてお値段は安いのですよ。アタッチメント工法について後ほどご説明します。
カバー工法で新しい枠を既設枠に取り付けた場合、LIXILが27mm段差ができ、YKKは15mmの段差が発生します。
ですが、脱衣場の床から浴室床にかけて段差がある場合、YKKのドアリモであれば段差ができずに済む場合がほとんどです。
写真をみてわかるとおり、既設枠アングルと新設アングルがぴったり重なり段差はありません。
浴室ドア交換カバー工法のメリットと交換費用
カバー工法のメリットは交換費用が安価な点です!2024年10月1日からYKKもLIXILも10%以上値上がりしますが、それでも仕入れは特注【カバー工法は必ずオーダー特注サイズになります】で35,000円ほどです!その他スペーサー材やシリコーン材は別途5,000円程度かかりますが。。
内訳としては、浴室ドア仕入れ35,000円
副資材【スペーサー材、シリコーン材】が5,000円
作業代22,000円
ドア処分費5,000円
67,000円+消費税です!【10月の値上がり後のお値段に設定しています】
作業時間は3時間ほどですね!
浴室ドア交換アタッチメント工法の事例&特長
ではアタッチメント工法についてご説明します!工事の流れとしてはカバー工法と同じような流れになります!
↑既設ドアです!
アタッチメント工法の場合も下枠レールは切断することが多いですね。
アタッチメント枠は既存開口が小さくならず、段差ができないようにスリムな枠になっています!なのでドアサイズもあまり変わりません。
カバー工法と違いアタッチメント工法は四方枠分割式なので、既設枠の中で組み立てる感じです!
下枠をみると、脱衣場の床と浴室の床が同じ高さでバリアフリー構造になっています。ですが、アタッチメント工法では写真のとおり躓く段差は一切できません!スリムな枠なのでドア交換したことも分かりづらいほど違和感がありませんね。
脱衣場から浴室床にかけて段差がありません。下枠のゴム材は躓く原因にはなりませんので、ご年配の方も小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも安心して使用できる浴室ドアです。
アタッチメント枠を取り付けたら、脱衣側、浴室側の枠の重なりにマスキングテープを貼ってシーリングの準備をします。
アタッチメント工法も、カバー工法同様、既設枠と新設枠の隙間を防カビシリコーンでシーリングします。
浴室ドア交換の完了です。
浴室ドア交換アタッチメント工法の交換費用は?
浴室ドア交換アタッチメント枠は、カバー工法よりもお値段が高くなります。
内訳としては、浴室ドア仕入れ40,000円
副資材【スペーサー材、シリコーン材】が5,000円
作業代22,000円
ドア処分費5,000円
72,000円+消費税です!【10月の値上がり後のお値段に設定しています】作業時間は4時間ほどです!
LIXILとYKKメーカーによる違いと特長について
浴室ドアの交換カバー工法やアタッチメント工法では、どの業者もLIXILまたはYKKのどちらかになることがほとんどだと思います。
当店はどちらも取り扱いしています。
どちらがいいか、と言われると現場によりますが、それぞれ違いと特長についてご説明していきたいと思います。
LIXIL浴室ドアの特長
1,LIXILの浴室ドア中折れ戸カバー工法では、段差が27mmできる。
2,窓が小さい、または窓がない気密性の高い浴室では、扉を閉めて換気扇を付けるとコォーという音がする場合がある、負圧により浴室ドアが勝手に開く場合がある。換気ガラリの空気口の大きさの関係で負圧の影響を受けやすい。
3,中桟なしにできない。4枚パネルタイプになる。
4,ホワイト色はクリーム色で可愛いらしい印象。
YKK浴室ドアの特長
1,ドアリモ浴室ドアのカバー工法では段差が15mmできる
2,換気ガラリの空気口が大きく負圧の影響を受けにくい。通気性が高く湿気が溜まりにくい反面、ホコリも付きやすい。
3.中桟ありのガスケット付き、中桟なしのガスケットレスタイプが選べる。ガスケットレスはパネルが枠に接着してある為、カビにくい特長はあるが、アクリルパネルが割れるとドア本体のみ交換となる。中桟付きのガスケットタイプでは、カビが付かないように定期的な手入れが必要だが、アクリルパネルが割れてもドア枠を分解してアクリルパネルのみ交換修理が可能。
4,ホワイト色は真っ白でスッキリした印象。
以上、助太刀まどすけ浴室ドアの交換事例でした!
浴室ドア交換の際に参考になりましたら幸いです!
当店は浴室ドアのアクリル板修理も得意ですので、そちらの事例も載せていますのでご参考くださいね!
助太刀まどすけ
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